2)オルタナティブスペースの運営や管理


角野邸

築80年以上の歴史を持つ和洋折衷の近代建築。網元で当時を生きた画家のパトロンだった角野氏の母屋であり、地域での有名な建築物。阪神淡路大震災以降に空き家の状態だったが、有限会社スタヂオカタリストや、NPO法人j-heritageなどのご協力の元、アーティストとともに改修を行いました。そして、段階的な改修と清掃によって2014年から展示やダンスパフォーマンス、アーティスト・イン・レジデンスや交流会・映画のロケ地など多彩な用途を持つオルタナティブスペースとして再生しました。

それ以降、展示会や交流会の会場・セミナーや音楽演奏・映画の撮影ロケ地まで様々な活用をしてきました。

オルタナティブスペースJSR

長年空き家でしたが、下町芸術祭2021の開催を機に、短期的に展示会場として活用。それを機に、アーティストが滞在~制作~発表をできるオールインワンのオルタナティブスペースとして改修。その他にも、シェアキッチンも併設し、地域に開かれたスペースとして運用。地域を参照にしたサイトスペシフィックアートやソーシャリーエンゲイジドアート、その他にもワークインプログレス、プロセスアートなどとも親和性のある場所です。