1)展覧会・プログラムの企画制作や運営


下町芸術祭

実施:2015年、2017年、2019年、2021年、2023年(2年に一度の開催)

 

内容:下町芸術祭は、阪神淡路大震災から20 年経った2015 年から、地域の商店主や建築家、アーティスト、NPO が集まって実行委員会を組織し、新たなインフラを整備することではなく、被災地というキーワードから抜け出し、今、地域が持っている魅力をアーティストの持つ独自の視点や作品を通して、地域住民や来街者に対して提示することを目的に4回実施してきました。過去の出展者では、セルフポートレイトの手法で有名な美術家の森村泰昌さんや澤田知子さん、そのほか大勢のアーティストの表現の場として実施してきました。展示やパフォーマンスに限らず、ラーニングプログラムとして下町芸術大学や、セレモニーや交流会など様々なプログラムを開催。本芸術祭を通じて、空き家空き地の改修から利活用推進、まちの魅力発信、関連人口の増加など様々な効果を得ました。

 

主催:新長田アートコモンズ実行委員会 

協力:NPO 法人DANCE BOX、一級建築士事務所こと・デザイン、駒ヶ林まちづくり協議会、有限会社スタヂオ・カタリスト 他

生野ルートダルジャン芸術祭

実施:2011年、2012年、2014年、2016年、2020年、2021年(不定期開催)

 

内容:重要文化的景観「生野鉱山及び鉱山町の文化的景観」を活用した芸術祭として、2011 年より開催してきました。新進気鋭のアーティストの作品展示やパフォーマンス、その他ガイドツアーやトークイベントなど多彩なプログラムを実施。開催会場は現在利活用されていない場所に限定し、アートプロジェクトを通じて様々な場所の可能性を探っています。

また、関連事業として2021年には創作あーちすとであるのん(旧芸名:能年玲奈)さんをお招きしてikuno art stay 2023 non ribbon art を開催。文化芸術の振興と併せて、地方が経済的に自立するための観光プログラムもおこなっています。

 

主催生野ルートダルジャン芸術祭実行委員会

共催鉱山と道の芸術祭

協賛但陽信用金庫、生野町観光協会、生野ロータリークラブ 他

企画制作:NPO法人芸法



kawanishi art project

実施:2021年、2022年、2023年

 

内容:川西市にゆかりのあるアーティストの表現の場を創出し支援するとともに、芸術活動を通じて観る人に元気を届ける企画です。まちなかの様々な場所で作品展示やトークイベント、ライブペイントなどを行います。企画は、大型作品の展示をメインとした「with」と、ライブペイントやワークショップをメインとした「live」の2つのプロジェクトを同時進行しています。

国内や世界で活躍する川西市にゆかりのあるアーティスト数名を招いて、作品展示、その他プログラムをおこないます。川西市と共に育まれたアーティストを改めて川西市内外問わず紹介するとともに、川西市ならではの会場の特性を活かしたアート作品の展示を実施します。アートと街が共存一体化します。

 

主催:川西市文化・観光・スポーツ課、川西市中心市街地活性化協議会

企画制作:NPO法人芸法

学園前アートフェスタ

実施:2021年、2022年(2年間のみ企画制作を担当)

 

内容:2021年にはプレイベントとして公募型の選考展を開催。2022年には本展として招聘と公募の20組のアーティスト(+地元住民展、学生展)による展示会を行いました。近鉄学園前から徒歩で周遊することが出来るアートフェスタとして開催。奈良市西部に位置する学園前地域の古くは、赤松に覆われた丘陵地にあり、蛙股池(日本最古の人工池)を有する風光明媚なところでした。1941年に、帝塚山学園が旧制帝塚山中学校を開校したことを機に「学園前駅」ができ、郊外型新興住宅地として開発が始まりました。そして、多くの教育・文化施設が点在する文教地区として、駅北地域は商業地区としても発展しました。ところが、住民の少子高齢化に伴い街全体の活力が低下してきたことから、文化振興と街の活性化を目的に、「学園前街育プロジェクト実行委員会」が発足し、2015年(平成27年)から既設文化施設や空き家住宅を展示会場に「学園前アートフェスタ」は始まりました。特に現代アートの分野で活動される作家たちの「近未来に向けた」問題提起と新しい価値観の創出に期待を寄せています。

 

主催:学園前街育プロジェクト実行委員会

後援:奈良市文化振興補助事業、奈良県

企画制作:NPO法人芸法



加西アートプロジェクト

実施:2020年、2021年、2022年

 

内容:兵庫県加西市の鶉野飛行場跡(第⼆次世界⼤戦時、戦局が悪化しはじめた頃、パイロットを養成するために設置された旧⽇本海軍の練習航空隊の飛行場跡)を舞台としたアートプロジェクト。過去に3回実施し、毎回異なるジャンルのアーティストを1組招聘し、コンセプチュアルアートの表現をおこなう。

 

主催:NPO法人J-heritage

協力:加西市、NPO法人みらプロ 他

企画制作:NPO法人芸法

川西まちなか美術館

実施:2016年、2017年、2018年、2019年、2020年(2020年開催で終了)

 

内容:川西市の中心市街地の活性化を目的として、商業施設や公共施設の空きスペースを活用してアート作品の公募展を開催。作品展示のほかに、ライブペイントやワークショップ、まち歩き、トークイベント、アートマーケットなども開催。

 

主催:川西市中心市街地活性化協議会

企画制作:NPO法人芸法



行政施設での展示企画

長田区役所や神戸市兵庫県合同庁舎、西神中央芸術文化センターなどで展示を行ってきました。