「アーティストと、まちや社会の表現の可能性を広げる」

NPO法人芸法は、アーティストの持つ表現力を社会のあらゆる場面で発揮・発表する機会を創り出しています。

そうすることで、表現により新たな可能性や視点をまちや社会に生み出すことと、アーティストの表現の可能性を広げることを目指します。

 

「NPO法人芸法のミッション」

1)アーティストの持つ独自の表現力を伸ばすこと、開発すること。

2)まちの魅力や課題をアートの力により伸ばすこと、解決すること。

3)アーティスト、表現、まちや社会が交わり、まだ見ぬ可能性を広げること。

 

 

「NPO法人芸法の主な活動」

NPO法人芸法は、主に5つの分類の活動を通じてアーティストの活動支援、まちの活性化をおこなっています。

 

1)展覧会・プログラムの企画制作や運営

主に地域アートと呼ばれる芸術祭をメインとした展覧会の企画や制作を行います。地域の課題(または魅力)として語られる空き家や空き地、歴史的文化遺産などを舞台としてありとあらゆるジャンルのアート表現を実現します。また、展示に限らず補足するプログラム(まち歩き、ラーニングプログラム、シンポジウムやトークセッション、ワークショップなど)も開催します。

詳しくはこちら

 

2)オルタナティブスペースの運営や管理

長年活用されなかった空き家をリノベーションして、アートを中心としたオルタナティブスペースを運営管理しています。一から現地調査を行い、建築士や地域の方や学生、そしてアーティストと協働し空き家を再生するプロセスから携わります。リノベーション後には、展覧会や公演など様々なアートに関するイベントを行うほか、コミュニティスペースとして飲食や雑貨の販売、映画の撮影ロケ地として活用するなど開かれた多功的なスペースとして活用・運営します。

詳しくはこちら

 

3)パブリックアートやコミュニティアートの企画制作や運営

独立した企画として屋外・半屋外での様々なバリエーションのパブリックアートやコミュニティアートの企画制作、運営をしています。地域住民や学生、子どもとの協働プロジェクトによるアート制作や、アーティスト独自のアート制作など多岐にわたります。また、空き地を改修した広場全体をデザインする広義でのコミュニティアートも制作しています。

詳しくはこちら

 

4)ワークショップの企画制作や運営

独立した企画として様々な方を対象としたワークショップを企画制作、運営します。お子さんを対象とした工作ワークショップや、地域の魅力をアーティスト独自の視点で発掘するまち歩きワークショップなど多彩です。また、講師(またはスタッフ)としてアーティストが活躍します。アーティストの表現や発案を広め、共有する手段としてワークショップとしてのコミュニケーション方法を採用しています。

詳しくはこちら

 

5)ラーニングプログラムの開催や講師依頼

自主開催としてアートを主題とした様々な講座を開催しています。また、その他にも大学や高校、自治体運営のイベントや授業にて実践的な地域アートや弊法人の活動に関する講演依頼を受けています。弊法人やアーティストの活動をより広く知っていただき興味を持ってもらう機会としても、依頼をお受けしています。

詳しくはこちら

 

「設立の経緯」

2008年に任意団体「芸法」というチーム名で発足。

名前は、芸術のあらゆる方法(可能性)を広げたい・深めたいという由来から。

設立当初は、「アートで元気を届けたい」をコンセプトに活動する。

2008年はレンタルスペースなどを使用した展覧会を開催してきたが、2009年よりオープンスペースや屋外などの公共的な場での展覧会やアートイベントなどを開催。そこからまちづくりや地域性をより意識したイベントに参画するようになる。

中でも、神戸市長田区と共に廃校になった小学校(旧・二葉小学校 現・ふたば学舎)での取り壊し前に行ったアートイベントや、丸五市場での展示イベントなどを行うことで、神戸市とも継続的な繋がりが出来る。

2010年はイベントなどを継続し行うと共に、全国開催としては初となる一般人が選ぶ公募展「芸法大賞」を自主開催し、兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリーで展示を行う。

2011年より今まで以上に活動を広め・深めるため法人格取得。

現在では、角野邸という和洋折衷の近代建築とJSRという空き家をリノベーションし、神戸市長田区を中心に関西圏内にて活動。